もったり曇って黄色い夕暮れを個人的に「妖怪の出そうな色合い」と呼んでいるんだが、それを裏付けるかのよーに黄色っぽい映画『泥ろ』を見る。公開前から気になっていて公開中は見に行かず公開後に献血ルームで、巻頭だけ見たんだが・・・・巻頭だけにも関わらず、カットに気付いてしまい終わりまで「演出なのかカットなのか」が気になって気になって。ちなみに親父様(エコのため、夜間はなるべく同じ部屋で過ごすようにしている。番組選択も然り)は他の事が気になっていたらしく、眠そーな目をしばたかせながら(居眠りを挟んで見ていた)言った。
「・・・・ツチヤアンナはどこに出てた?」
「が」
「?」
「ツチヤアンナは蛾の奥方」
「おー。そうかー、気がつかなかったなあ」
映画はクライマックス直前だとゆーのに。この調子では『泥ろ』も、「見てない」もしくは「見たけど覚えてないから」と言ってもう一度見るんだろうな・・・・