花粉に挑むため庭に出てみる。5分後にくしゃみ6発。部屋に戻って3発。洗濯物を畳みながらくしゃみを連発していたマムが「あ~花粉がついてたのかしら?あんたも花粉症ね」と言うが、認めない。病は気から療法ではなく、痒い目は涙でかすみ鼻水は止まらず腹筋が割れそーな勢いでくしゃみが出る人に花粉症です、などと言ったら蹴り飛ばされるだろうから。医者だって相手にしてくれないだろう。「どんな症状ですか?」「数回くしゃみが出ます」では薬すら出してもらえそうにない。くしゃみの理由は花粉なのかもしれないが、花粉症と宣言するのはおこがましい訳が分かってもらえただろーか。それにしてもぬくい日だった。今までは天気が良くとも風が冷たかったりしたので窓ガラス越しに見ているだけだった庭へフラフラと何度も出てしまうほどだ。ハーブ達の陣取り合戦も激しくなってきたので、早くも芽を出したユリのためにやつらを引っこ抜く。引っこ抜けないものは伐採しまくる。頭を使わない単純作業に向いているなーと思うのはこーゆー時だ。黙って手を動かしていれば使わない頭を私用に使える。